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GAEN-View:"世界の農業環境"閲覧

用語説明Words

用語説明

MDOIS

MODIS(正式名称:MODerate resolution Imaging Spectroradiometer, 直訳:中分解能分光イメジングセンサ)は、地球観測衛星 TERRAとAQUAに搭載されたアメリカNASAの光学衛星センサです。空間分解能は最大250m(衛星直下)と必ずしも高くなく、曇りの日は、地上をを観測することができません。その一方で、広い観測幅(2330km)で同じ地点をほぼ毎日観測することができ、、一般的な光学衛星センサーよりも時間分解能(同一点の観測頻度)が高いことから、植生生長の季節変化を研究するのに適しています。(参考:LANDSAT/ETM+ 観測頻度:16日に1回)。1999年末に打上げられたMODIS/Terraは、すでに12年以上分の観測データを蓄積しており、地球環境の変化を研究する上で貴重な科学データを提供し続けています。

観測波長帯(MODIS)

MODISは、可視・赤外領域(0.4〜14.4μm)の光を36種の分光波長帯で観測しています。陸域環境のモニタリングによく用いられるバンドは、250m解像度の2バンドと500m解像度の5バンドです。残り29バンドは、1km解像度とやや粗く、大気や海洋の観測に適した波長帯が選ばれています。詳しくは、NASAの解説HPをご覧ください。

MODISナチュラルカラー画像(「”世界の農業環境"閲覧システム(GAEN-View)」で閲覧できるMODIS画像)

本システムにおいて公開しているMODIS画像は、MOD09A/MOD09Qと呼ばれる8日間コンポジットプロダクトを加工したものです。日プロダクトを利用しなかった理由は、1.雲が多すぎて地表面を観察しづらく、2.処理すべきデータ量が膨大になるからです。一般的なデジタルカメラ画像は、光の三原色(赤・緑・青)を組み合わせたトゥルーカラー画像ですが、本Websiteで公開するMODI画像は、赤色 (band1)・ 近赤外(band2)・短波長赤外(band6)の地表面反射率プロダクトを合成したナチュラルカラー画像です。トゥルーカラー画像との違いは、人間の目では感知することのできない近赤外・短波長赤外情報が含まれている点にあります。これらのバンドを用いることによって、植生は緑色で、裸地・砂漠はピンク〜赤色で、水域は水色〜黒色で、雪氷は水色で、雲は白色に見え、これらの状態を視覚的に強調することができます。

Terra (EOS-AM1)

TERRA(正式略名:EOS-AM1)は、MODISを搭載したアメリカの人工衛星(プラットフォーム)の略称です。1999年12月にカリフォルニア州ヴァンデンバーグ・アメリカ空軍基地からアトラスIIロケットで、高度705kmの太陽同期準回帰起動に打ち上げられました。TERRAの回帰日数は16日で、毎日、午前10時30分ごろに赤道を通過します。MODISの他にも、CERES, MISR, MOPITT, 日本が開発したASTER(光学センサー)が搭載されています。詳しくは、RESTECの解説HPをご覧ください。

Aqua (EOS-PM1)

AQUA(正式略名:EOS-PM1)は、MODISを搭載したアメリカの人工衛星(プラットフォーム)の略称です。2002年5月にカリフォルニア州ヴァンデンバーグ・アメリカ空軍基地からデルタIIロケットで、高度708kmの太陽同期準回帰起動に打ち上げられました。AQUAの回帰日数はTERRAと同じく16日ですが、毎日、赤道を通過する時刻が、午後1時30分ごろと異なっています。MODISの他にも、AIRS, AMSU,HSB, 日本が開発したAMSR-E(改良型高性能マイクロ波放射計)が搭載されています。

MODISプロダクト

MODISプロダクトは、MODISサイエンスチームによって開発されたアルゴリズムによって処理・生成されたデータプロダクトです。雲マスク(MOD35)、葉面積指数(LAI)・光合成有効放射吸収率 (FPAR)(MOD15)、植生指数(MOD44)、海氷(MOD29)など、様々な高次プロダクトが無償配布されています。本システムでは、大気補正された地表面反射率・8日合成プロダクト(MOD09A/MOD09Q)からナチュラルカラー画像を作成しています。

Google Maps

Googleが無料で公開する電子地図情報サービス。世界中の道路地図・ルート検索が簡単に利用できる他、最新の高解像度衛星画像の閲覧も可能になっています。

Google Maps API

Google Mapsの制御を簡単にする、アプリケーションプログラミンインターフェイスです。HTMLファイル内に数行のJavascriptを記入することによって、Google Mapsのデザイン・機能の変更を行うことができます。

地図投影法

球体状の情報(地球)を平面上(紙)で表現するための表現方法です。Google Mapsの採用する地図投影法は、メルカトル図法です。この投影法では、高緯度になるにつれ(赤道から北極または南極に近づくにつれ)、実際の距離よりも横方向に拡大した表現になるため、緯度が異なる地域の地図上における距離や面積の比は実際とは大きく異なります。また、Google Mapsが扱う地図の範囲は、北緯85度から南緯85度までの範囲に限られており、北極や南極の位置を投影することができません。

国立研究開発法人 農研機構
農業環境変動研究センター
(H28.4.1より)

Institute for Agro-Environmental Sciences, NARO

Tsukuba, Ibaraki, Japan



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